起立性低血圧や褥瘡(床ずれ)の予防のため、入院中のお年寄りなどを座位にすることは重要です。しかし、座位の姿勢をとるだけで満足してしまい立ち上がり訓練の重要性を認識している方は少ないようです。
座っていると腰周囲の筋肉が収縮して力が入っているような感じがしますが、実際はそれほど収縮していません。つまり、座位だけでは筋力訓練にはならないということです。
一方、立ち上がり訓練の場合は立ち上がる時と座りかける時に下肢の筋肉と背中の筋肉が収縮しています。寝たきりにならないためにも立ち上がり訓練は重要となります。
立ち上がり訓練はベッドや車いすなどに腰をかけられる人にはおすすめです。また、家に閉じこもりがちで足の力の弱いお年寄りにも積極的にすすめられます。
立ち上がりが安定すれば歩行訓練と次の段階へすすめましょう。
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