2010年12月アーカイブ

「座る」ということ

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座ることには多くの効果があります。

また、座ることは寝たきりにさせないための第一歩となります。

しかし、長期間寝たきりが続いていた患者さんを急に座らせることは危険です。

長い間の寝たきりは血圧調節機能を低下させます。
横に寝ていれば簡単に脳へ血液が供給できるので、重力に逆らって血液供給する必要がなくなり調節機能が退化するからです。

血圧調節機能が低下した方の上体を起こすと、脳の血流が下半身に下がり減少してしまいます。それにより起立性低血圧を生じて、めまい、悪心、嘔吐などを起こしやすくなります。

介護用ベッドなどを使っている場合はベッドアップを30°、60°、90°と少しずつ角度を上げることが必要です。90°が可能となったら、1日の座位訓練の回数を増やしていきます。

まずは3度の食事を座位でとれるように頑張りましょう。

そして、ベッドアップ90°が安定したら、介助しながらベッドの端で座位ができるように訓練します。

さらにベッドの柵やスイングバーなどにつかまり自力で座位ができるように訓練します。

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